2023年8月1日

2023/8月号 イモ作り∩クツ作り

6月某日、サツマイモ栽培に誘ってもらって、人生初の苗植えに行きました。初心者十数人がスコップとクワで畝を立て、1000本の苗を半日がかりで植えたのでした。
7月某日、草取りを兼ねて様子を見に行きました。前回はくたびれて振り返る余裕もなかったのでしょう。見渡してみますと、畝はウネウネ、高いところ低いところ幅もいろいろです。そして畝の高いところは両脇の低いところだけに草が生え、畝の低いところは畝の上面まで草が生えています。サツマイモも畝が低いところのほうが生長が早そうです。なるほど、高いところは水が届きにくいのかもしれない。植物も環境の微妙な差を見極めているのだなぁと、生長度合いを見比べるのはとても興味深く、植えるときはしなしなだった苗とどこから来たのかわからない雑草の生命力に感心しっぱなしでした。
教室でクツを何足も作っている人が、「全然上達してる気がしない。一足目が一番だったんじゃないか。」と言います。自分もそう思ったことがありますし、比較的よくある話となっています。今回の畑仕事で気付いてしまいました。この先、どの条件だといいサツマイモができるのかわかってしまったら、もう無心で畝を立てることはできないかもしれない。今年のイモはどんな出来になろうと面白く思えそうだけれど、次に芋を育てたとしたら、全然上達してない、と言ってしまうに違いない。